定価の推移を読むとき、比べる条件をそろえる
「昔より高くなった」と感じても、別の型番や文字盤を比べていると、同じ時計がどれだけ変わったかは分かりません。このアーカイブでは、まず仕様をそろえ、次に日付と資料の種類を確かめます。
掲載データで確かめる:デイトナ 126500LN
対象はコスモグラフ デイトナ 126500LN / ホワイト/ブラック カウンターリング / オイスター(3列)です。
| 記録 | 国内税込価格 | 資料 |
|---|---|---|
| 2024.01 改定記事 | ¥2,176,900 | 腕時計本舗|2024年1月1日価格改定一覧 ↗ |
| 2026.10.10 公式確認 | ¥2,499,200 | ロレックス公式|126500LN-0001 ↗ |
この2点の差は¥322,300、最初の記録に対して約14.8%です。計算は「後の価格 ÷ 前の価格 − 1」。これは記録間の差で、年率や売却益ではありません。
2024年1月改定後の国内税込定価として販売店の記事に記録。ロレックス公式の当時原資料は未取得。 日本向け公式ページを確認した日の掲載価格。価格改定日ではありません。ダイアル・ブレスレット等はこの仕様に限定。
同じシリーズ名だけで比べない
「デイトナ」という名前が同じでも、旧型番から新型番への変更、素材やブレスレットの違いがあると条件が変わります。グラフを見る前に、型番と仕様をそろえてください。比較画面は違いを探すために使い、異なるモデルの差をそのまま値上がり率と呼ばないようにします。
線がある期間も、毎日の価格が分かるわけではない
グラフは資料を確認できた点を結んでいます。空白の期間に何回改定されたか、いつから新価格になったかは、その線だけでは判断できません。資料参照日しか確認できない記録は、改定日として扱いません。
定価の上昇と手元に残るお金は別
このページが計算しているのは国内定価の記録差です。実際の購入額、買取額、売買時の費用や個体の状態は含んでいません。この差額を利益として表示したり、今後も同じ割合で上がると予測したりするものではありません。
確認する順番
- 型番・文字盤・ブレスレットを確認する。
- 価格の日付と「公式」「二次資料」「予価」の区分を見る。
- 出典を開き、その資料がどの仕様を扱っているか確認する。
- 記録のない期間は、分からないものとして残す。